こんにちは、辻です

擁壁（ヨウヘキ）という言葉は聞いたことがあるでしょうか？

土地の高低差がある場合には隣との土地の境目は緩やかに傾斜をつけるか、もしくは擁壁と呼ばれるコンクリートの壁を作り土が流れないようにするかなどの方法が必要です

もちろんそれだけではなく、外構で門柱（インターホンやポスト）をコンクリートで作ったり、隣との目隠しのためのフェンスのような役割で作ることがあります

現場で作るコンクリートの壁なのでドロドロのコンクリートが流れてしまわないように木の枠で周りを囲い固まってからその枠を外すという作業が必要になります

枠と枠を中で引っ張るためにセパレーターと呼ばれるボルトで型枠を締め付けます、その際にPコンと呼ばれる樹脂等のものの跡が規則的に並んだ穴の正体です

この穴をモルタル等で詰めていくのですが、最近はPコンの穴用のキャップを使う施工も多くなりました

コンクリートを貫通したセパ穴に水が入らないようモルタルや止水剤を充填したキャップをすることで見た目と劣化対策の両方行います

コンクリート打ちっぱなしという言葉がありますが街で見るコンクリートの壁をよーくみてみると同じ穴があります
キャップかモルタルかはみるとわかりますので是非一度ご覧になってみてください