【函館・北斗・七飯の工務店】「北向きだから」とあきらめる前に。敷地のいちばん良いところを切り取る窓
2026/10/06/ UP
土地探しをしていると、「北向き」という言葉で手が止まる方が多いと思います。
日当たりが悪そう、家の中が暗くなりそう、売るときに不利かもしれない。
その心配は、自然なものです。
今回ご紹介するのは、函館市本通、4人家族が暮らす白い家です。
北向きで間口の狭い土地に、延床約28坪。
道路に面した正面には、小さな四角い窓がひとつだけ。木目の玄関ドアと、白い外壁。
それ以外は、ほとんど何もありません。![]()
■ 外から、間取りが見えない
前を通る人から見て、どこがリビングで、どこが寝室なのか。この家は分かりません。
外から間取りが読めない家は、中にいる人が人の目を気にしなくていい家です。
カーテンを開けたまま暮らせる。外から閉じて、中で開く----それが、この正面の役割です。
塀やフェンスを後から足して、ようやく目隠しが成り立つ、という図面にはしていません。
建物そのものの形で、暮らしを守るように設計しています。![]()
■ 光は、敷地のいちばん良いところから
では、光はどこから入れるのか。
この家では、南側の2階の壁に、縦長の窓を5つ並べました。
南向きのリビングと、続き間の洋室の窓です。
窓の上には木目の軒天が通り、白い外壁に縦の窓が規則正しく並びます。
この窓の高さと位置は、空だけがそのまま見えるように決めました。
窓の外に見えるのが空だけなら、人の目を気にせず、カーテンを開けたままでいられます。
リビングにいても洋室にいても、目に入るのは空と、そこから降りてくる光です。
間取り図の上では、大きな窓ほど明るく、気持ちよさそうに見えます。
でも実際に建ってみると、隣の家が丸見えでカーテンを閉めっぱなし、ということが少なくありません。
窓は大きさではなく、敷地のどこを切り取るかで決まります。
どの時間に、どこから、どれくらい光が入るのか。そこまで決めてから、外の形をつくっています。
■ 「北向き」は、条件であって欠点ではない
道路が北にある土地は、道路側の正面を静かに閉じても、家の中は暗くなりません。
人に見せる面は北、光を取り込む面は南----役割を分けて考えられるからです。
辻木材では、光が入りにくい・人目が気になる、といった土地の条件を、設計の出発点として扱っています。
こうした窓の位置や向きは、設計段階の「設計ヒアリング」(90〜120分)で、
今のお住まいで感じていること、どんな時間を家で過ごしたいかをうかがってから決めていきます。
「3LDKで、予算はいくら」という条件だけでは、窓の位置は決まらないからです。
■ 見た目だけでなく、住み心地も
外観はミニマルでも、住み心地は削っていません。
リビングは暖かいのに廊下とトイレは寒い----その温度差がない、家中どこでも快適な家として、
断熱・気密の性能も、全棟で測って確かめています。
デザインと性能は、どちらかを選ぶものではないと考えています。
■ この街で106年
辻木材は函館で創業して106年になります。
建てて終わりではなく、引き渡し後の1100組以上のご家族と、今もお付き合いを続けています。
土地を買う前の段階からでも、どうぞ気軽にご相談ください。
気に入った土地が北向きでも、その土地に合う家の形を一緒に考えます。
▶ この家の実例はこちら:狭小地でも陽の降りそそぐ家
https://www.lime-h.co.jp/gallery/post-43.shtml
▶ LINEでのご相談:lin.ee/uP5XJxR









代表の辻です。スタッフ全員でお客様の家づくりに真摯に取り組み、プロとしてお客様に良い家を提供していきます。