【函館・北斗・七飯の工務店】ZEH水準の補助金だけ、先に受付が終わりました
2026/10/17/ UP
こんにちは、辻です
先日、設計事務所や建築会社に向けた、補助金のお知らせのメールが届きました
件名には「※重要」とあり、国の「みらいエコ住宅2026事業」で、注文住宅のZEH水準住宅の受付が9月30日で終わった、という知らせでした
GX志向型住宅や長期優良住宅は、12月31日まで(予算がなくなればその時点まで)申請ができます
ZEH水準住宅だけが、3か月早く締め切られたということです
予算が残っていても、先に締め切り
これは、予算を使い切ったから終わったのではありません
春に受付が始まったときから、注文住宅のZEH水準住宅だけは「遅くとも9月30日まで」と決められていました
国の公式サイトによると、10月15日の時点で、長期優良住宅とZEH水準住宅の予算は、まだ38%しか使われていません
一方、GX志向型住宅は65%まで進んでいます
補助の額にも、はっきり差がつけられています
北海道を含む1〜4地域で、GX志向型住宅は1戸125万円、長期優良住宅は80万円、ZEH水準住宅は40万円です
長期優良住宅とZEH水準住宅は、子育て世帯・若者夫婦世帯に限られています

予算が残っていても、ZEH水準だけを先に閉じる
ここに、国の考えが表れているのではないかと、私は感じています
ZEH水準は、これからの「最低ライン」
ZEH水準住宅は、断熱でいえば「断熱等級5」にあたる家です
断熱等級は、家の中の暖かさが外へ逃げにくい性能を、国が段階で示したものです
国は、2030年には、この断熱等級5を新築の義務にする予定です
つまり、ZEH水準は、あと数年で「すべての新築が満たすべき最低ライン」になるということです
最低ラインになるものに、補助金を出し続ける理由は薄れていきます
その分、もっと上の性能の家を後押ししたい
ZEH水準が先に締め切られたのは、その流れの一つではないかと思います
2027年度の国の予算の要求でも、GX志向型住宅は1戸115万円の見込みが示された一方で、ZEH水準住宅の補助額はまだ出ていません
2027年度の補助金については、こちらにまとめています
→ https://www.lime-h.co.jp/staffblog/post-528.shtml
もちろん、国がこう説明しているわけではありません
毎日家を建てている立場から見た、私の考えです
今の「十分」は、数年後の「ふつう」
家は、建ててから30年、40年と住み続けるものです
2030年に基準が上がれば、今ZEH水準で建てた家は、その時点で「ふつうの家」になります
函館の今の基準は断熱等級4で、UA値(家の暖かさが外へ逃げにくい性能を示す数値で、小さいほど逃げにくい)は0.56です
ZEH水準の断熱等級5は0.50で、数字の上では、実はそれほど大きな差はありません
辻木材の標準は、UA値0.28以下を保証しています。直近20棟の平均は0.24です
断熱等級でいえば6以上で、GX志向型住宅の断熱の条件を満たせる水準です
断熱等級5の家と、辻木材の標準仕様の家の光熱費を比べると、年間で約25万円(月に約2.1万円)、半分近く(約54%)ちがいました

くわしい数字は、性能のページに載せています
→ https://www.lime-h.co.jp/policy/#link_policy02
補助金は変わっても、住んでからのお金は続く
補助金は、使えるなら使ったほうがいいものです
ただ、額も条件も年ごとに変わります。今回のZEH水準のように、ある日を境に使えなくなることもあります
変わらないのは、建てた家に何十年も住み、毎月の光熱費を払い続けるということです
「今の基準で十分ですよ」という家は、これからむしろ増えていくと思います
でも、その「十分」が、10年後、20年後も十分かどうか
補助金があるかどうかより先に、住んでから余計なお金がかかりにくい家かどうか
私は、そこから家づくりを考えていただきたいと思っています
補助金のことも、性能のことも、気になったときに気軽に聞いてください
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→ https://www.lime-h.co.jp/model/
出典
みらいエコ住宅2026事業 公式サイト(https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/)の、2026年3月26日のお知らせ・チラシ(1〜4地域)・10月15日時点の申請状況
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