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【函館・北斗・七飯の住宅会社】日射取得について

こんにちは、辻です
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本日もモデルハウスイベントです
来週半ばにはまた冷え込む予報ですが、今週は割と暖かい日になりました

モデルハウスの2Fのリビングには大きなバルコニーがあり、そこに面する窓は3枚の大きな掃き出し窓となっています、バルコニーにはウッドデッキ(樹脂製)を施工していますので雪がない時にはリビングの床が伸びているようにみえあたかも外のデッキと中の床が繋がっているかのように見えます

また、冬期間はいかに窓から無料の暖房でもある太陽の日射熱を取得するかがランニングコストを低減させるポイントでもあります

断熱性能を確認するためには、断熱性能を評価するUA値というものが小さければ小さいほど断熱性能は高いと言われていますので、この数値は低ければ低いほど室内と室外の熱の移動が少なくなるということと同じ意味にもなります

熱の移動は高い方から低い方へ移動します、室内で熱が発生しなければ部屋の中はいつまでも暖まらず逆に冷え切ってしまうと外気が暖かくなってもすぐに室内が暖まることはありません

窓がない、という家は極端ですが数値を上げるためには窓の数を減らしたり、大きさを小さくすると数値だけは下がります。しかしこれでは見かけ上の性能は高くても実際に生活した時に快適かどうかと言われるとそうではないかもしれません、大きな窓があって眺望がものすごく良くてもその窓のせいですごく冷たい冷気が落ちてくるのもそれは快適ではありません

だからこそ特に冬期間は日射取得を考慮した上で外に出ていく熱と太陽から取り入れられる熱の収支を考えサッシの大きさ、方位、ガラスの種類を決めることが重要です

今回のモデルハウスも実際にこの窓を小さくしたり、日射取得よりも断熱性能を重視した窓を設置するとさらにU A値(断熱性能を表す数値)は下がりますが眺望と快適性とのバランスを保ちつつ設計をすることで両方の良いところを感じることができることも設計の可能性ともいえるかもしれません

この写真のように特にこの時期日中0℃前後の割と暖かい日には2Fのリビングのエアコンは21℃程度に設定しておりますが日差しのおかげで25℃程度まで上がることがよくあります、反対に1Fはそれほど多くの日差しを取り入れることのできない敷地条件ですので日差しによって温度がそこまで上がることはありません

このように住宅の性能を最適化しランニングコストを下げるのも一つの方法だと思います

毎日のように光熱費や燃料価格の高騰、物価の上昇と家計には負担の大きな報道ばかりが多く出回っておりますが住宅の性能を最適化することで燃料価格の高騰や光熱費の上昇に対しては一定の効果があります

住宅ローンの他に光熱費を払います、住宅の性能を上げると住宅ローンの中に光熱費を含んだ状態となりますので住宅ローンが上がったとしても光熱費が下がり相対的にはトータルの支出が下がります、また今の時代の流れだと残念ながら光熱費はさらに上昇していくことが見込まれます、そうなると住宅ローンの他に支払う光熱費を含んだランニングコストは上がった分だけそのまま家計を直撃します

光熱費を抑える設計をした家の住宅ローンは光熱費が上がれば上がるほど通常の基準の住宅とのランニングコストの差は歴然とします

現在2025年に義務化されるであろう住宅の性能で家を建てると35年間の光熱費の合計は現在の燃料価格で1700万円程度となります、当社の住宅は暖房費用を4割削減することを考えておりますので現在の燃料価格で同じように試算すると大体1000万円程度の支払いとなります

こうなると基準の住宅との金額の差が700万高くても結果的には同じ支払額となります、今後燃料価格が高騰するとさらにこの差は開きます

イニシャルコストはもちろん重要ですが、ランニングコストも考えた両者を合わせたトータルコストを考え家づくりを進めていけると良いかなと思います

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