【函館・北斗・七飯の工務店】外観から決める、という設計の順番について
2026/04/28/ UP
家づくりは間取りから決めるもの、と思っていませんか。
リビングは何畳、キッチンは対面、子ども部屋は2つ、寝室は南向き。
多くの方が、まずこの間取りの希望をまとめて住宅会社に持っていきます。
そして住宅会社の方も、ヒアリングシートを使って間取り要望から打ち合わせを始める、これが業界の標準的な流れです。
しかし私は、外観から決めるべきだと考えています。
外観から決める家と、間取りから決める家は、10年後の見え方が全く違います。
間取りから決めた家は、生活はそれなりに便利でも、外観に「妙な出っ張り」「不自然な窓の配置」「バランスの崩れた屋根」が出やすくなります。
なぜなら、間取りで決めた部屋の都合に合わせて、外観を後から辻褄合わせするからです。
これに対して外観から決めた家は、外から見たときの佇まいが整い、街並みに溶け込み、10年経っても20年経っても飽きが来ません。
函館・北斗・七飯のように景観を意識する地域では、外観の質はそのまま「住む誇り」につながります。
なぜ外観から決めるのか。
理由は3つあります。
1つ目は、外観は家の第一印象を100%決めるからです。
家に帰ってきたとき、来客が来たとき、駐車場から眺めたとき、まず目に入るのは外観です。
中の間取りがどれだけ便利でも、外観が崩れていれば「うちはこんなものか」という気持ちで20年・30年暮らすことになります。
2つ目は、外観は後から直せないからです。
間取りは家具の配置やリフォームである程度調整がききますが、外観の輪郭・窓の配置・屋根の形は、建ててしまえばほぼ変えられません。
つまり、外観こそ最初に時間をかけて決めるべき、ということです。
3つ目は、外観を先に決めると間取りに「制約という美しさ」が生まれるからです。
外観のバランスを優先することで、窓の大きさ・位置・部屋の配置に自然な秩序が生まれ、結果的に住み心地のよい家になります。
ここで、皆さんに使ってほしいセリフがあります。
「外観と間取り、どちらから決めますか?」
このセリフを、検討している住宅会社にそのまま聞いてみてください。
「もちろん間取りからです」と即答する会社は、デザインへの意識がそこで止まっている、ということです。
「外観から決めることが多いですが、お客様のご要望次第です」と答える会社は、両方の引き出しを持っている、ということです。
正解はどちらか1つではなく、両方の重要性を理解しているかどうか、ここを見極めてほしいのです。
外観から決める家づくりは、函館・北斗・七飯の街並みにも貢献します。
近所の方から「素敵な家ですね」と声をかけられる家、子どもが大人になって帰省したときに「実家に帰ってきた」と感じる家、20年経っても色褪せない家。
これは間取りの満足度とは別の、もう1つの満足度です。
辻木材は全棟、私が外観の最初のスケッチから関わります。
函館市石川町のモデルハウスで、外観から考えた家の佇まいをぜひ体感してください。
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