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【函館・北斗・七飯の工務店】冬に基礎ができない?は本当か

こんにちは、辻です。

今回は現場からお届けするリアルなテーマ、「冬に基礎工事はできないのか?」というお話をします。

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北海道で家づくりを検討されている方から、こんな声をよくいただきます。

「冬は基礎が打てないって聞きましたが、本当ですか?」 「冬に着工すると基礎が弱くなるんじゃないですか?」

結論から申し上げます。

適切な養生・管理をすれば、冬の基礎施工は夏場と同等、あるいはそれ以上の品質を担保することができます。


冬の基礎施工で大切なこと「基礎囲い」とは何か

写真をご覧いただくと分かるように、辻木材では冬の基礎工事の際に「基礎囲い」と呼ばれる仮設の防護空間をつくります。

外周には白いシートを貼り、天井は足場とシートで覆い、外気・風・雨・雪を完全にシャットアウトします。

これだけではありません。

写真中央部にある台のようなもの、こちらに「ブルーヒーター」と呼ばれる大型の石油ストーブを設置します。

コンクリートを打設する際、外気温が低すぎると「寒中コンクリート」という特別管理が必要になります。 具体的にはコンクリートが凍結しないよう、打設前後を通じて適切な温度環境を維持し続けることが不可欠です。

基礎囲いによって囲われた空間はまるで小さな「冬の温室」のような状態になります。

内部温度を一定に保つことができるため、コンクリートの水和反応(セメントと水が化学反応して固まるプロセス)が安定して進みます。

これが、冬の基礎施工でも品質が担保できる理由です。


むしろ冬の基礎は「品質が安定しやすい」

実は夏場の基礎施工にも難しさがあります。

気温が高いと、コンクリートは急激に水分が蒸発しやすく、急速乾燥によるひび割れのリスクがあります。 また、打設後の養生期間においても、気温が高すぎることで強度の発現に影響が出ることもあります。

一方、基礎囲いをしっかり施した冬の施工では、外的な温度変化や急乾燥のリスクが少なく、内部温度を管理できるため、むしろコンクリートの品質が安定しやすい環境をつくれます。

ブルーヒーターで空間を温め、コンクリートが一定温度の中でゆっくり・しっかりと強度を発現していく。

これが辻木材の冬の基礎施工の考え方です。


辻木材が全棟で実施するG.P.基礎

辻木材では全棟に「G.P.基礎(グリッドポスト基礎)」を採用しています(特許工法 第2829313号/3465026号/3689411号/5527644号)。

このG.P.基礎は通常の一般的なベタ基礎と異なり、基礎そのものの強度計算(許容応力度計算)を全棟で実施しています。


つまり、建物の間取りや重量の配置に応じて、基礎の配筋・寸法・強度を一棟一棟個別に設計・計算します。

冬の施工であっても夏の施工であっても、この緻密な設計と管理があってこそ「本物の強い基礎」ができあがります。

家族を守るための「本当の家」の第一歩は、地面に接するこの基礎から始まります。


「冬に基礎はできない」は昔の話

かつての建築現場では、冬季に基礎を打設することを避ける現場も多くありました。

これは適切な寒中コンクリート管理ができる設備や体制が整っていなかった時代の話です。

現在では、基礎囲い・ブルーヒーター・温度管理・養生期間の確保という手順をきちんと踏むことで、冬季施工は十分に可能です。

むしろ通年で品質の安定した施工体制を整えることが、工務店としての責任だと私は考えています。函館・北斗・七飯エリアは冬が長い地域です。 冬季に着工・基礎工事ができなければ、工期が大きく制限され、お客様のご要望に応えることができません。


辻木材では、冬でも品質を落とさない施工体制で、年間を通じてお客様の家づくりをお手伝いしています。


今週末は、構造見学会を開催予定です。

基礎の段階から、どのような設計・施工が行われているかを実際にご覧いただける貴重な機会です。

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