【函館・北斗・七飯の工務店】新築の壁紙が、1年ほどで角から切れる理由
2026/10/20/ UP

こんにちは、辻です
森町のI様邸、外壁まで貼り終わり、完成まであと少しです
今はまだ足場がかかっていますが、11月には完成見学会でご覧いただけるお家です
壁と天井の境目に、L字型の鉄板

室内は、天井のボードが貼られたところです
写真の、壁と天井の境目に、グレーの細い帯が見えるでしょうか
ここはL字型の薄い鉄板を入れています
このあと壁にもボードを貼り、その上に壁紙(クロス)を貼ると、鉄板は見えなくなります
見えなくなる場所ですが、ここに、住んでからの小さな困りごとを防ぐ工夫があります
新築の壁紙は、なぜ角から切れるのか
家の骨組みは木でできています
木は、建ててからの乾燥で、少しずつ縮みます
すると、木に留めている下地のボードや、その上の壁紙も動きます
特に北海道の家は、冬のあいだ家全体を暖房します
函館でも、1月の平均気温は氷点下2.6度
冬は毎日、家中を暖めて過ごします
外の冷たい空気は、もともと含んでいる水分が少ないので、暖めると、家の中はどんどん乾燥していきます
暖房で家の中の乾燥が進むと、木の縮みも進みます
その動きが表に出やすいのが、壁と天井の境目のような所です
1年ほど経った頃や、冬に暖房で乾燥が進んだ頃に、表面の壁紙が切れたりします
動かない鉄板で、境目を一体にする
薄い鉄板は、木のように乾燥で縮んだりしません
境目をL字型の鉄板ごと一体にしておくことで、ボードや壁紙が動いても、ヒビや切れが起きにくくなります
これが、壁紙の割れを防ぐキモです
構造の心配ではないけれど
壁紙の角が切れているのを見つけると、「家が傾いたのでは」「どこか壊れたのでは」と心配になる方もいらっしゃると思います
でも、これは表面の壁紙が、木の縮みについていけずに切れたものです
構造的に心配な部分ではありません
家全体を暖房する北海道の家づくりでは、つきものの話です
それでも、住んでから角の切れを見つけて、そのたびに補修するのは、手間もお金もかかります
最初にひと手間かけておけば起きにくくできるなら、先にやっておきたい
住んでから面倒なことが起きにくい家は、こういう小さな積み重ねでできている
私は、そう考えています
完成見学会では、壁紙を貼ったあとなので鉄板そのものは見えませんが、壁と天井の境目にも目を向けてみてください
今のお住まいで壁紙の角が切れているのも、もしかすると冬の乾燥のせいかもしれませんね
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このお家は、11/7(土)・8(日)・14(土)・15(日)の完成見学会でご覧いただけます(森町森川・予約不要)
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