基礎の青い印は何のため?【函館・北斗・七飯の工務店】
2026/11/01/ UP

こんにちは、辻です
函館市鍛治のI様邸、基礎工事の続きです
前回は、コンクリートを流す前に敷く透明な「防湿シート」の、本当の役目をお伝えしました
→ https://www.lime-h.co.jp/staffblog/post-541.shtml
今回は、その防湿シートの上に、鉄筋を並べ始めたところです
写真をよく見ると、シートのところどころに、青いスプレーの丸い印がついています
この青い印、何のためについていると思いますか?
鉄筋は、基礎の骨組み

鉄筋は、コンクリートの中に入る、基礎の骨組みです
コンクリートは、押される力には強いのですが、引っぱられる力には弱い材料です
その弱いところを、鉄筋が受け持ちます
鉄筋の太さや間隔は、図面で決まっています
このあと縦横に組まれて、基礎全体に、網の目のように入っていきます
辻木材の基礎は「G.P.基礎」

辻木材の基礎は、「G.P.基礎(グリッドポスト基礎)」という特許の工法です
完成すると、この写真(別のお宅の、完成した基礎)のように、四角い柱のような「グリッドポスト」が並びます
床下を壁で細かく仕切るのではなく、柱で支えるつくりなので、床下に風が通ります
湿気や空気のよどみがこもらないので、家を支える土台が長持ちします
何十年か先に、水道管の点検や交換が必要になったときも、大ごとになりません
函館では、まだほとんど採用例のない基礎です
くわしくは、以前の記事にまとめています
→ https://www.lime-h.co.jp/staffblog/post-520.shtml
青い印は、ぶつからないための目印

このグリッドポストを並べたときに、鉄筋と、グリッドポストのコラムを固定するボルトがぶつからないように
先に、位置をしるしておくのが、この青い印です
鉄筋を並べ終えてからでは、グリッドポストの位置には、もう鉄筋が通っています
ぶつかってから、その場で鉄筋をずらしたり曲げたりして逃がすのでは、図面どおりの基礎になりません
だから、鉄筋を並べ始めるこの段階で、先回りして位置を決めておきます
基礎まで、一棟ずつ計算しているから
辻木材では、上の建物だけでなく、それを支える基礎まで、一棟ずつ強さを計算しています
許容応力度計算という、柱や梁など部材一本一本の強さを、ていねいに確かめる計算です
多くの会社は、建物だけを計算して、基礎は標準のまま、ということが少なくありません
基礎まで計算しているから、計算で決めた鉄筋の位置を、現場でそのとおりにつくることに意味があります
青い印は、計算どおりの基礎にするための、小さな下準備です
コンクリートを流せば、鉄筋も、青い印も、二度と見えなくなります
でも、見えなくなる所ほど、あとから直すことはできません
住んでから余計なお金がかからない家は、こういう下準備の積み重ねでできていきます
また、現場の様子をお伝えします
基礎のつくりで気になることがあれば、どんな小さなことでも聞いてくださいね
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