【函館・北斗・七飯の工務店】「まずは事前審査を」と住宅メーカーで言われていませんか?
2026/05/06/ UP
こんにちは、辻です。
住宅会社に相談に行ったら、開口一番「とりあえず事前審査をしましょう」と言われた。
そんな経験はないでしょうか。
実はこの「とりあえず事前審査」、辻木材に来られるお客様の口からも本当によく聞きます。
中には「現在の家賃以上のローンは組めないので無理ですね」と言われて、家づくりそのものを諦めかけてしまった方もいらっしゃいました。
私の著書『本当の家』でもこのテーマには紙幅を割きましたが、お金の話は家づくりにおいて最も大きな不安の種であり、最も誠実に扱うべきテーマだと思っています。
今日は函館・北斗・七飯エリアで100年以上家づくりを続けている辻木材が、お金のことをどう考えているかをお伝えします。
## なぜ「事前審査が先」が問題なのか
事前審査は、お客様の年収・勤続年数・他のローン残高など、繊細な金融情報を金融機関と共有する大切な手続きです。
それを、まだ会って数十分しか経っていない関係性の中で「とりあえず」と求めるのは、本来あり得ない順序ということです。
正直に言うと、住宅会社側からすれば「この人は本当に建てるのか」「いつ建てるのか」を早く知りたい、という会社都合が強く働いています。
お客様のためというより、営業の都合で動いているケースが多いのです。
お金のことを曖昧にしたまま契約を急がせる会社も、支払い能力を疑って門前払いしてくる会社も、どちらもお客様のためにはなりません。
「何となく違和感があった」というその感覚は、たいてい正しい感覚ということです。
## 辻木材ではどう進めるか
本にも書かせていただきましたが、辻木材ではお客様と一緒に「3つの金額」を出していくところから始めます。
理由を含めて整理すると、こうなります。
①払える金額
今の年収で、住居費として実際に毎月捻出できる金額。
現在賃貸にお住まいで収支がマイナスでないなら、今の家賃の額が大体これにあたります。
②払いたい金額
お客様が「家を買ったら、月8万円くらいかな」と何となくイメージしている金額。
打ち合わせの最初に多くの方が口にされる金額です。
③借りられる金額
ご自身の年収、もしくはご夫婦合算で銀行から借りられる最大の金額。
この3つは、似ているようで実は別物です。
そして大事なのは、②払いたい金額と③借りられる金額の「ちょうどよいライン」を一緒に探していくことです。
漠然とした不安というのは、具体的な数字が見えると驚くほどスッと消えていきます。
「いくら借りられるか分からない」「老後まで払い続けられるか分からない」という霧のような不安が、3つの金額を並べた瞬間に、地図のようなはっきりした形に変わるということです。
## 北海道だからこその事情
本州だとある程度貯金をしてから頭金を払う方も多いですが、北海道、特に函館・北斗・七飯エリアでは、フルローンで支払っていく方がほとんどです。
頭金があったとしても50〜100万円程度の方が多いというのが実感値です。
凍結路面でタイヤを毎年買い替え、雪かきの道具をそろえ、灯油代もかかる。
そういう土地柄ですから、頭金を厚く積むよりも、毎月の支払いとランニングコストのバランスを見て計画する方が現実的なのです。
そんな状況の中、「銀行で審査が通ってから来てください」と言われてしまうと、土地探し・間取り・お金の計画を同時進行で進めることができません。
家づくりというのは、土地・間取り・お金の3つを並行して動かしながらしか前に進まない作業ということです。
## ライフプラン全体で見る
辻木材では、お客様のご要望があれば、かなり細かいところまで金額を一緒に算出していきます。
たとえば、車を何年で買い替えるのか、1台にするのか2台にするのか。
お子様の進学を私立にするか公立にするか。
ご夫婦の老後をどう過ごしたいか。
こうしたビジョンをヒアリングしたうえで、「家にどれだけお金をかけられるか」を逆算していきます。
ここまでイメージできると、ほとんどの方が「次のステップに進んでも大丈夫」という安心感を持ってくださいます。
押し付けるつもりは全くありません。
ご要望があれば、というスタンスで、選択権はいつもお客様の側にあります。
## 知っておきたい制度
支払い能力を考えるときに、住宅ローンの種類や制度についても丁寧にお話しするようにしています。
代表的なものとして、住宅ローン減税。
年末のローン残高の0.7%を、所得税から最大13年間控除してくれる制度です。
そして、団体信用生命保険。
世帯主にもしものことがあったときに、住宅ローンの支払いが免除される保険です。
「言葉は聞いたことがあるけど、中身は知らなかった」という方が、本当に多いというのが正直なところです。
支払い能力を一緒に考えるときには、こうした制度の話まで含めてお伝えしています。
## お金の話を一緒にできる会社を
「とりあえず事前審査を」
「キャンペーンで今月中なら値引きします」
こうした言葉が前のめりに出てくる会社は、お客様のためというより会社の都合で動いていることが多いということです。
お金のことを曖昧にして契約を急がせる会社も、支払い能力を疑って相手にしない会社も、どちらも避けてほしい。
逆に言えば、親身になって一緒にお金の話ができる会社かどうかは、住宅会社選びの大きな判断軸の一つになります。
辻木材は耐震等級3標準・HEAT20 G2グレード・UA値0.28以下保証(実測平均0.24)という性能を強みにしていますが、それ以前に、お金の話で誠実であること、社長の私自身がヒアリングから現場監理まで責任を持って担当することを、何より大切にしています。
## 最後に
辻木材ではヒアリングの段階から、お金のことも一緒に考えていきます。
「いくらの家が建てられるか分からない」
「銀行で何と言われるか不安」
そう感じている方こそ、まずは気軽にお話しに来てください。
LINEから直接ご相談いただくこともできます。
モデルハウス見学だけでも、お金の話だけでも、もちろん構いません。
事前審査の前に、まずは家計のことから一緒に整理させてください。
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代表の辻です。スタッフ全員でお客様の家づくりに真摯に取り組み、プロとしてお客様に良い家を提供していきます。